2025年春アニメの雑感想
書こう書こうと思って、気がついたら夏アニメも終わりそうなタイミングになってしまった。 まあ、いろいろあったんスよ。
アポカリプスホテル
今期の中で一番の当たりだった。 オリジナルということもあって先の読めない展開というのもあったし、1つ1つのエピソードも面白かった。
絵柄は竹本泉っぽくないだろって意見もあるけど、それはよく分かる。 でもなんか竹本泉っぽいんだよなあ。不思議ッスねえ。
こういうゆるさとバカバカしさが同居してるアニメは毎週見ていたい。
ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-
まあ原作読んでたので。
流石にヒロアカのスピンオフだけあって、しっかり作ってるなという印象。 ポップちゃんがちゃんと可愛くて安心した。
ウマ娘 シンデレラグレイ
まあ原作読んでたので(二度目)。
こっちも流石にウマ娘プロジェクトの自信作だけあって、気合を感じる出来栄えだった。 まあ原作そのまんまだとね、話の感想って特にないの。 原作で、もう味わってるから。
機動戦士Gundam GQuuuuuuX
賛否両論あるみたいだけど、自分は好きだったよ。 しょせん正史ではない物語って明言されてるから、むしろ世界観の設定に憤る理由が存在しない。 だからそういう理由で自分はユニコーン系が好きじゃないの。 あっちはなんか持論の設定をねじ込んで来るような不快感があるから。
話がとっちらかってるのは自分も思った。 サイド6内で話終わらせるか、さっさと外に連れ出すかどっちかにしとけば、もうちょっとまとまったんじゃないの?って思う。 ラストもだいぶ悪い意味でカラーのカラー(激ウマギャグ)で作り過ぎだと思った。
でもまあ、フリクリとトップ2とエヴァ新劇場版の監督だもんなあ…で諦めがついちゃう。 ビギニングが一番ワクワクしたって人がいるのも分かる。 こっちは正史ベースだから話の根幹があるおかげでとっ散らかることないからね。
GUILTY GEAR STRIVE: DUAL RULERS
「理解しろ!(説明はしない)」みたいなキャラが出てくるやつ、ダメな洋画でいっぱい見てきたなあ。 つまりダメな洋画見てるような気分だった。大まかなストーリーの部分はね。
全体の演出はギルティらしく中学生特攻みたいな「どうだ、こういうのかっこいいだろ」というメッセージ性が強いのもちょっとキツかった。 でもこういうの好きな大人もいるんだなあ。もう自分はこういうのについていけなくなってしまったよ。
ロックは淑女の嗜みでして
なんか評判よさげな声を聞いて途中から視聴を開始。 確かに今となってはどこかで見たような要素がちらほらありつつも、全体的にまとまってよくできていたように思う。 まあ話自体は原作がよくできているからってのもあるんでしょうね。
汗表現が徹底されてたのは作者か監督の強い要望だったのかな。 新鮮でこれはよいと思った。
悪役令嬢転生おじさん(アマプラ視聴)
評判よいのを聞いたので、視聴したけど個人的には大失敗だった。 なんか…塩粥みたいな作品だった…。
確かに作者がインタビューで「とにかく優しい話にしたい」って答えてたのを見たし、そういう意味で評価されてたのを見たから、気になって視聴したのは自分なんだけど…。
まったく悪人がでなくて、まったく辛い展開もなくて、毎回いい感じに物ごとがスムーズに運ぶと、こんなに薄味になるのか…という発見になった。 これが好きな人は確かに相当刺さるんでしょうね。自分には無理だった。
流石に二期があっても見ないかな…。
戦隊レッド 異世界で冒険者になる(アマプラ視聴)
最近、個人的にあんまり作品比較しないよう心がけているんだけど、これに関しては上記の転生おじさんと比較させてほしい。 こっちはだいぶこってりしている。キャラのクセとか、作者やアニメスタッフの特撮好きの主張の強さを全体から感じた。 それゆえ話にアクセントがあって、楽しさがあった。
静止画だけで見るイドラは雑におっぱいでかいだけのキャラじゃん、って思ってけど、動いて喋ると想像以上に魅力的な印象を持った。 主人公の喋り方とか、ギャグパートのクセがとにかく強くて自分にはちょっと合わない部分もあったけど、全体的には楽しく見れた。 まだ自分には刺激のある料理じゃないと満足できないんだなというのを再確認できたので、この二作品には感謝したい。
おわりに
以上が春アニメの感想。アポカリプスホテルがやっぱり一番よかったな。 ヴィジランテとシンデレラグレイもよくできていたので、安心して見れたのもよかった。
ちなみに夏は気になるやつが多すぎてあふれてしまった。