2025年冬アニメの雑感想

前期に見たアニメの感想をざっくりと書きます。 1〜3月で完結した作品も含めています。

チ。

タイトルや簡単なあらすじから受けた印象と、実際に見た印象がだいぶ違っておもしろかった。 原作はバイオレンスな話を作りたかったんだろうなあ。 マッスルビートの原案するだけあるわ。

最終章は何がしたかったのか謎。 特に家庭教師周りの展開がノイズでしかなかった。 最終章だけポーランドと明言して史実と絡めることで何かオチをつけようとしたんだろうけど、結局なにも絡まず、ツルンと落ちていった。

ドラゴンボールDAIMA

ウッヒョッヒョ。 この歌は本当にすごい。 口にすると、どんどん楽しくなってくる。 この曲調と歌詞を組み合わせた胆力は評価に値する。 冒頭のウッヒョッヒョのインパクトはもちろん、サビのジャカジャ〜ンの雑さもすばらしい。 石ノ森章太郎的な歌詞センスを感じる。

内容は完全に虚無。 おもしろくないし、悪い意味でしょうもない。 深夜アニメなのに、子どもだましみたいなノリで作ってどうするの。

超サイヤ人になれるなら悟空たちを子どもにする必要もないし、いまさらデカいだけの生物にビビられても違和感しかない。 魔人ブウ編後の話なんですよ、これ。 界王神やナメック星人の設定もまるで活かされないし、鳥山明主導で作られた話というのなら、先生には厳しく言える担当が本当に必要だったんだろうなあと思った。

ただ、最終回のオチは結構好き。 あの緩さは好きな緩さ。

いま思うと、主題歌の曲調と歌詞のちぐはぐさは、本編の内容を見事に表現している気がした。

るろうに剣心

おもしろいかと言われるとうーん…となるし、つまらないかと言われるとそこまでは…みたいな感じ。

アニオリ要素は言われるほど気にならなかった。 まあ、そこまで原作のシナリオに思い入れがないからかもしれない。 というか、原作自体も新装版でデザインが大幅に変わってたりするんでしょ? しらんけど。 どちらかと言うと、原作のギャグパートをそのまま出される方が、令和の今にはちょっとつらかったかな。

とはいえ、ほかに見たい作品が大量にない限りは次のシーズンも視聴予定。

キン肉マン 完璧超人始祖編 Season2

こちらも内容はまずまず。 キン肉マン知らない人でも大丈夫なようにがんばっている部分はあったけど、さすがそういう人には苦しいと思う。

次のシーズンが即始まるわけでもないのに、最終回を原作そのままの引きで終わらせたのは潔すぎて逆に高評価。 でもまあ、やっぱ原作読んでる人向け過ぎるわ。

ゆでのTwitterで面倒くさいキレ方をする方が、エゴサしてこの記事をたまたま目にしませんよ〜に! 前科があるので、そうなる可能性が普通にありえるのが本当に嫌。

メダリスト

今期の中では当たり。 もともと原作を読んでておもしろかったのもあるし、出来も普通によかった。

自分はスポ根ぽさよりも、要所で突然出てくる緩い表現が好きなので、次のシーズンもこの空気感でなんとか保ってほしい。

想星のアクエリオン

なんで2025年にもなって、00年代あたりにありそうな、エヴァとかウテナに影響されたような粗製濫造アニメのひとつみたいなのを見ているんだろうと思った。 とは言うものの、1クールでちゃんと完結させたのは評価したい。 だいたいこの手のやつって、隙あらば2クール目が出た時のことを意識するような終わらせ方するから。 そうだろグレンダイザーU。

カートゥーン調のキャラデザは、自分は特に違和感なく受け入れられた。 「好き過ぎて殺したくなっちゃう」キャラは、さすがにこの年で見るのはちょっとキツかった。

以上が前期の視聴作品。 純粋に「おもしろかった!」「見て良かった!」と思える作品は少なかった。

それと、ぼっちざろっくをアマプラで視聴した。 ネットの評判ほどのおもしろさは感じなかったけど、二期は気になる作品が被らなければ見るつもり。

前期の悪役令嬢転生おじさんと戦隊レッドは、後日アマプラで追いかける予定。

ちなみに今期はシンデレラグレイ、ジークアクス、アポカリプスホテル、ヴィジランテを視聴中。 ギルティギアも見てたけど、もう限界間際。 DAIMAを見てた時と同じ虚無感に襲われている。